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↓↓ インターネット ダイレクトエントリーはこちらから ↓↓
エントリー登録画面に移ります


※ご注意 レースエントリー時/決済通知時に送信されるメールはそれぞれ
「ms-event.net」と「mail.kessai-navi.jp」
のドメインで送信しております。
エントリーする際は上記ドメインからのメールを受信できる設定にしてください。


※OPEN NOW

※注意 クレジット決済を選んだ方は途中で終了しないで下さい。✕ボタンで終了してしまうと通知メールが送信されず、クレジット決済だけを行っている可能性があります。 間違って決済した場合、決済金額からシステム使用料の10%差し引いてご返却いたしますので、十分ご注意下さい。

※参加料金には基本料金とプライム会員料金の2種類があります。
※プライム会員料金には割引条件があります。事前登録が必要となります。
※125クラス、250クラスは参加条件があります。125クラスはレン耐経験3回以上、250クラスはレン耐経験5回以上の方。レース経験ではございません。(事務局が認めた場合はその限りではありません)




※レース開催1週間を切ってしまうとシステム上MYページからの変更ができなくなりますのでご注意下さい。その場合は事務局へメールにて変更申請して下さい。

※なお、 レース開催1週間を切りますと変更手数料として1件に付き2,000円かかりますので、ご注意下さい。







↓年間スケジュールダウンロードはこちら↓
LinkIcon2016rentai_sche_0326.pdf


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takuma-gpプライム会員


らくらくネットエントリーが可能。
プライム会員なら毎回のレースで最大で 3,000円引き!


お得その1,エントリー料金の割引※。2,000円引き/1レース  ★12時間耐久は5,000円引き
お得その2,フォトサービスが無料※。通常料金1,000円/1レース
お得その3,その他割引やインフォメーションを先得できます。
※割引条件があります。チーム員全員がプライム会員であること。


年会費  3,240円 /2016年1月1日〜12月31日まで
※只今、新規入会キャンペーン  1,080円 /1名 

↓下記ボタンを押して↓プライム会員に登録!


※ご注意  事務局営業時間内で認証されてから、ID、パスワードが登録メールアドレスへ届きます。
(営業時間9:00〜18:00 日,月,祝日除く)



152_large.jpg一緒にレンタルバイクでレースしようぜ!若者応援キャンペーンを実施中! rentai_rogo.jpg

2016 レン耐


レン耐のエントリー方法は3通り


1,ネットエントリー、クレジット決済。
2,申込書をダウンロードして、現金書留で送付。
3,申込書をダウンロードして、銀行振り込みをして、事務局へ送付。

Net de エントリー!!
24時間受付可能!携帯からエントリー可能!

わずらわしい手間がなくなりました!!
郵便局に行って、現金書留を出すよりも、数倍楽ちんです。
※ネットエントリーは
1ヶ月前からの午前0時より受付開始します。

※ご注意 レースエントリー時/決済通知時に送信されるメールはそれぞれ
「ms-event.net」と「mail.kessai-navi.jp」
のドメインで送信しております。
エントリーする際は上記ドメインからのメールを受信できる設定にしてください。

レン耐の1日の流れ


レン耐に関するご質問(FAQ)

LinkIcon2015_FAQ.pdf(PDFでダウンロード出来ます)

レン耐アーカイブス






レン耐アーカイブ LinkIcon

エントリー

参加申込みの方法をお伝えします

参加申込みには3通りあります

エントリー方法は 3通り
1,ネットエントリーをして、クレジット決済もしくはコンビニ決済。
2,申込書をダウンロードして、現金書留で送付。
3,申込書をダウンロードして、銀行振り込みをして、事務局へ送付。

時間、サーキット別参加料金(基本料金となります)



エントリー受付は1ヶ月前の午前0時からとなります。





takuma-gpプライム会員


らくらくネットエントリーが可能。
プライム会員ならではの、特典が一杯!

お得その1,エントリー料金の割引。
お得その2,フォトサービスが無料。
お得その3,その他割引やインフォメーションを先得できます。

年会費 3,240円/2016年1月1日〜12月31日まで
※只今、新規入会キャンペーン 1,080円/1名 2016年10月30日まで

↓登録は下記ボタンをクリック↓
※今しばらくお待ち下さい。




ネットエントリー





ネットエントリーが出来るようになりました!
24時間受付可能!
携帯メールからのエントリーは、ほとんど「迷惑メール」に追加されメールが届きませんので注意して下さい。

ぜひご利用ください。



追加エントリー、チーム員の変更の場合 は、
参加受理通知を受け取った後に、MYページより変更を行って下さい。

申込書

参加申込書でのエントリーはこちらからPDFをダウンロード



LinkIcon17rentai_ent_v1.pdf2017年1月9日袖ヶ浦の申込書



ダウンロードには最新のPDFリーダーが必要となります。
下記アドビ社より最新のバージョンを入手してください。
LinkIcon

スポーツ安全保険

ライディングスポーツメンバーズ(スポーツ安全保険)に加入することが出来ます。

LinkIconRSM_moushikomi.pdf(PDF)
2016ライディングスポーツメンバーズの申込書

1年間有効な「ライディングスポーツメンバーズ」(1年間大人3300円・中学生以下2200円)参加者がご自身でお選びください。
当イベントは、補償の手厚いライディングスポーツメンバーズのスポーツ安全保険が使用可能です。
補償の手厚い 「ライディングスポーツメンバーズ」スポーツ安全保険の加入を 強くお薦め致しております。

今までの 1日掛け捨ての競技会見舞金制度は、2016年10月23日で終了いたします。




・ライディングスポーツメンバーズRSMに加入する場合は、別紙にてご記入いただき、
 レース開催1週間前まで に事務局へ送付してください。



ダウンロードにはアクロバットリーダーが必要です。

全国のサーキットで開催!!
近くのサーキット、近いレース日をチェックしよう!


使用車両:Honda CBR250R Honda Grom125 Ape100,50 KTM Duke125   

開催クラス: 100クラス
        50クラス
      CBR250クラス
      DUKE125クラス
      Grom125クラス
      初心者講習会も開催します(開催日注意!)
※125クラス、250クラスは参加条件があります。
 125クラスはレン耐経験3回以上、250クラスはレン耐経験5回以上の方。
 レース経験ではございません。(事務局が認めた場合はその限りではありません)


表彰:    100クラス 
        50クラス
       CBR250クラス
       DUKE125クラス

Grom125クラス

本格CBR250&Grom125でLet'sレン耐!!

CBR250クラス&Grom125

エイプでレン耐に参加されている方たちが、ちょっと物足りないなぁ、もう少し速いマシンでレースができたらなぁ、皆様の熱いご希望をいただいていて、いよいよ開催となります。(※日程確認)




初心者講習会

いきなりレースわ・・・。ビックマシンを乗ってるけど、エイプは初めてだし。膝がすれないないから、なんとか擦りたい!と言う人に、ぴったり!
青木拓磨が校長となって、レン耐で使用するエイプを使って、ぷちライディングスクールを開催します。(※日程確認)


レーシングスーツレンタルも充実!

「RSタイチ製 レーシングつなぎ」もレンタルできます!

レンタルツナギ 1着 10,800円(税込)
女性は、初回レンタル無料!

詳しくは、レン耐事務局まで
takuma-gp事務局 レン耐係
問い合わせ先 050−3728−2573 infotakumagp@gメール.com(メールをmailに変換してください)

青木拓磨プロデュースのミニバイクの耐久レースです!!


おかげ様でレン耐も今年で12年目を迎えました!
これも皆様のご愛顧の賜物であります。本当にありがとうございます。

そして2016年も全国各地のサーキットで開催予定しています。




レン耐は、文字通り「レン」はレンタルのレン。「耐」は耐久レースの耐。
ミニバイクレースをしたいけど、ミニバイクを買って、ツナギを買って、トランポをレンタル・・・いくらかかるの?と思ったことはありませんか?

レン耐は、自分のバイクがなくても、ヘルメットツナギ、グローブ、ブーツがあれば、気軽にレースをすることができます。
友達を誘って気軽にレースをする参加型ミニバイク超入門レースとなっています。

全車両がイコールコンディションに限りなく保たれているので(当たり、ハズレあり!?)みんなでワイワイがやがや出来るレースです。

レースなのに、お昼のは誰が持ってくるか、お肉野菜は下ごしらえしてくればいいか?、
テントは俺が持ってくる、じゃあ、コンロは俺が!と言う具合で、
まるでキャンプをするかの如く、バイクの用意を一切気にしなくてもいいので、気軽にレースを楽しめちゃいます。




気軽にレースを楽しんでもらう。つなぎを持ってなくても大丈夫!!

レースをしたことがない人、バイクに乗ったことがあるけど、大分乗っていない・・・。サーキット走行が不安・・・。とりあえず2人いるからレースしてみっか?!
という人に、お試し耐を設定!!(※日程確認)

2012年6月から、これまでのレースで起きた事故の補償を厚くして、 サーキットで起こる万が一のリスクに備えるレース保険となります。
スポーツ安全協会が運営をするスポーツ安全保険に加入し、1年間のレースのリスクをカバーします。

通院1日目から1500円を補償。
入院も1日目から補償。
そして、レン耐のレースに 行き帰りの途中の事故にもカバーしています。


詳しくは、ライディングスポーツメンバーズの手引きをご覧ください。





ミステリーレン耐

その名も「ミステリーレン耐」


レン耐に参加したいけど、いつもの仲間が休みが取れない。とか、3人、4人を集めることが出来ない・・。とか、新たな友達を捜したい!

など、、の希望を叶えるのが、このミステリーレン耐です。



その1、誰と組むかは当日決定
その2、一人でもレン耐に参加可能。
その3、持ってくるものは装備品とおやつ。
その4、ミステリーチームにストップウオッチと
    ホワイトボード、バインダーを事務局が用意。もちろん、自前のサインボードを持ってきてもOK!
その5、作戦用紙を支給(あとは、順番を決めるだけ)
その6、ガソリン込み。
その7、他のチームの人数が足りない場合、
    そこに派遣される場合もある。
その8、転倒したときの為に胸ポケにお金を忍ばせる。
その9、トロフィーをもらったら、仲良くじゃんけん。


只今、若者応援キャンペーン実施中です。
20才以下であれば、対象となりますので、ぜひご利用下さい。


なんと、ALLレディース&ALL20才以下だと5,000円割り引き!! 
女性・20才以下ならば、1,000円割引/1名となります。




チーム員に 女性や若者が入るだけで、グッとお得にレースも楽しめちゃう




RSタイチ製レンタル革ツナギ&アルパインスターズ試着会も用意!


ヘルメットがあるけどツナギが・・・。という人にも大丈夫!

RSタイチ製のレーシ ングツナギが最新つなぎがレンタルできる!




アルパインスターズからは、最新のブーツの試着が出来るプログラムもご用意。
レンタルスーツ料金:10,800円/1着
★女性は初回無料で貸出を致します!


レーシングブーツ、レーシンググローブはお試し使用となっております。(貸出無料)サイズ、 貸出希望が重複した場合は、バイクに乗る時のみの貸出となります。
お得にレン耐を楽しめるネット会員専用のサービスを開始します。

らくらくネットエントリーが可能。
プライム会員ならではの、特典が一杯!

お得その1,エントリー料金の割引。
お得その2,フォトサービスが無料。
お得その3,その他割引やインフォメーションを先得できます。

年会費  3,240円 /2016年1月1日〜12月31日まで
※只今、新規入会キャンペーン  1,080円/1名 2016年3月30日まで
※エントリー割引、フォトサービス無料には必要条件があります。




参加の受理は原則として申込み順となります。参加受理の可否は、参加受理通知の発送をもって正式受理のご案内とさせて頂きます。参加受理通知は大会約1週間前後に発送致します。

なお、お客様の都合で参加料金支払後のキャンセル(返金)は、一切応じることが出来ませんのでご注意下さい。
また、WEBにて、クレジット決済を間違って決済した場合、決済金額からシステム使用料の10%差し引いてご返却いたしますので、十分ご注意下さい。


申込後のチーム内の参加者の変更は可能です。ただし1週間前までの連絡とします。開催日1週間を切ると変更料の2000円が掛かりますのでご注意ください。
また申込み多数の為に不受理となった方、主催者側の理由でイベントが履行出来なかった場合は代表者の住所へ現金書留、もしくは銀行振込にてご返金いたします。(返金の際は返金手数料1000円を差し引いてのご返金となります。)





FAQ

質問が多いものをまとめたFAQとなっています。
初めてレン耐に参加される方はご参考ください。

参加申込みについて


◆Question レースは何人で出ても大丈夫ですか?

Answer     大丈夫です。過去では最高11人で参加をされた方もいらっしゃいました!


◆Question 参加受理書はいつごろ届きますか?

Answer     基本的には、レースの1週間前の金曜日に受理通知を登録された代表者の方へ
        受理メールをお送りしています。ご希望の方はクロネコメール便で送付も可能です。
        万が一、届かない場合は、事務局へ電話にてお問い合わせ下さい。


◆Question 参加申込みは インターネット申込&銀行振込と現金書留とではどちらがいいのでしょうか?

Answer    どちらでも、大丈夫です!参加者の都合の良い方で大丈夫です。
        ただし、銀行振込の場合は、振込用紙の原紙またはコピーを添えて、事務局に送付してく        ださい。参加料金だけ振込まれても、申込書と両方が揃わないと受付は完了しませんので
        ご注意下さい。


◆Question 申込み期間内に参加人数分の署名押印が出来ないので、エントリーが出来ないのですが、どうすれば良いでしょうか?

Answer     まずは代表者でエントリーをしてしまいましょう。後日、新たに署名押印をした申込書         を再度送ってください。
         ただしレースまでの変更期限を過ぎてしまうと、追加料金がかかってしまいますので、
         ご注意下さい。



◆Question 参加定員をオーバーしてしまったら参加申込みのキャンセル待ちが出来ないのでしょうか?

Answer     キャンセル待ちは出来ます!今までもキャンセル待ちでレースに参加されました。 
        その場合はレースの3日前までに参加の可否のお知らせをいたします。



レースについて


◆Question  使用するバイクはなんでしょうか?

Answer    Honda Apeです。場合によっては整備の都合で車種が変更になる場合があります。

◆Question  レースは雨でもおこなうのでしょうか?

Answer     雨でもレースはおこないます。
        カッパと、タオル、テント等を忘れないようにしてください。
        もし、台風や雪がひどい場合は、サーキットの判断で中止をする可能性があります。
        レース当日は、基本的にサーキットへお越しください。中止の時は皆でご飯を食べて
        帰りましょう!これもレースだと思って楽しみましょう!


◆Question  レースは「レーシングツナギ」ではなくてはいけませんか?

Answer     レーシングツナギを推奨をしています。
        革つなぎでも参加できますが、30台近くの台数が一気に走りますので、万が一転んだ時に        ダメージが少ない、レーシングツナギをお勧めします。
        レーシングツナギがない方は、「RSタイチ」でレン耐用のレーシングツナギのレンタルを        特別にさせていただいています。





サーキットについて


◆Question  サーキットの駐車場でバーベキューをしても大丈夫ですか?

Answer    大丈夫!しかし、ピットは火気厳禁となっています。
        サーキットによっては、パドックでも火気厳禁の場所もあります。
        必ず、開催されるサーキットに直接問い合わせて確認してください。  


◆Question 露店を出したいのですが?

Answer    OK。露店は食べ物屋、ウエア販売、パーツ販売、バイク販売等が可能です。
        ただし、事前に事務局へ申請が必要となります。


◆Question サーキットに子供を連れて行っても大丈夫ですか?

Answer    大歓迎です。子供バイク教室もおこなっています。是非この機会に子供達にもバイクの
       楽しさを体験させちゃいましょう!
       ただし、レース中はピットロードやサインエリアはバイクが往路しますので大変危険です!
       お子様、サンダルでの立入りは出来ませんので、指定された場所で観戦をしてください。






<レポート>
9月末に行われた榛名モータースポーツランド主催のハルナレン耐に続いて、今回はtakuma−gp主催によるLet'sレン耐・通常シリーズの4時間耐久。
当日は時折の曇り空に見舞われるも、爽やかな秋晴れの下で総勢12台のマシンがレースを楽しんだ。

今回の特徴としては予選に初の試みである「スーパーラップ制度」が導入された。これは各チーム1周のみのタイムアタックとなるのだが、そこはレン耐。単に速く走ればいいというものではなく、規定時間60秒にどれだけ近いタイムで走ったかで決勝における周回数ハンデやボーナスガソリンが決められる。つまり、速く走りすぎても遅く走りすぎてもダメというわけ。

各チームともジャストタイムを出すにはかなり苦労すると思われたが、予想以上の好タイムが連発。参加チームの半数にあたる6チームが60秒から±1秒の範囲内に収まり、ベストタイムはグロムクラス#3「■Team
YSR」の59秒854。続いたのはエイプ100クラス#26「麺八春日部」は59秒851で、2台の差はわずか100分の3秒という大接戦が演じられた。

決勝レースは12:07にスタート。1周目真っ先にコントロールラインを通過したのはその予選でトップを決めた#3。続いて#2「RT ザ
青梅」、#25「TeamPG二輪部」、#4「どこどこツインズ」らが駆け抜けていく。
やがてレース開始30分が過ぎた12:41ごろに#1「チームキッズバイク」が、1コーナーでいきなり転倒。前回桶川で優勝を果たすなど、ここのところ上位を占めていた同チームだが、ここでグロムクラス有力チームの一角が崩れることになる。

1時間経過時点では#3が予選ボーナス+5周の助けもあり、67周でそのままグロムクラストップを快走。2番手には#5「どこツイ
ハンデ・マックス」が浮上するが、コース上では同一周回となるもそのボーナス5周が縮まらず62周。3番手には61周で#2が着ける。
エイプクラスは#25が61周でトップ。2番手には60周の#22「ポテトレーシング」、3番手は59周の#21「長野県二輪車同好会」だ。

その後、#5はベストラップこそ他のグロムチームに負けてはいるものの、安定したタイムで周回を重ねて2番手を死守。じわじわと先頭との距離を縮めていき、2時間経過時点でその差を3周にまで減らすことに成功する。#2もその#5を1周差で追撃。その直後には一時3番手に浮上した#4「どこどこツインズ」も肉迫する。
一方、エイプクラスも順位は1時間前と変わらずだ。

経過2時間半を目前にした14:30からピットインしてきた各車に1リットルの規定給油を開始。すでにメーターのエンプティサインが点滅する車両も現れており、燃費走行を意識しての走りが見受けられていた中での給油で、ライダーたちもホッと一安心。
だが、残りはまだ1時間半もある。やはり燃費は意識して走らないといけない。
この給油に際し、#5には予選ボーナスでさらに+1リットルが与えられ、
これがゴール間近でどう有利に働くか期待が寄せられた。
エイプクラスでもトップの#25が予選ボーナスで+2リットル。同チームにとって、これはかなり心強い。

3時間を経過し、グロムクラスではボーナス給油分の安心感を活かしたのか2番手の#5が先頭の#3と2周差まで接近。
一方、燃費を意識したのか3番手争いの#2と#4はトップとの周回数差を7周まで広げてしまった上、
#2は#4に先行を許して順位が入れ替わる結果となってしまう。
エイプクラスは、やはりガソリンボーナスもある#25が快調に周回を重ねてトップ。
さらに次第に後続と距離を離し出していく。

ラスト30分ともなると、コース上は再びガス欠の危険と戦うチームが続出。
燃費走行のため1周まるごとトップギヤのまま走り続けるといった苦労を強いられるチームもでてきた。
そんな中、ここまでトップを追い続けてきた#5もついに力及ばず。
再びその差が開いていってしまう。

こうして終盤は常に燃費を意識して戦っていた各チームだが、
ゴール時間が目前に迫り、このままガス欠せずに走りきれるメドが立つや、
最後のアタックとばかりに、みんな思い切りのよい走りにチェンジ。
最終的に1台も脱落することなく、無事4時間を走り終えることとなった。
優勝はグロムクラスが#3、エイプクラスが#25。
ともに予選結果を活かしつつ、安定した走りと作戦が掴んだ勝利となった。


正式結果は以下のとおりです。

グロム125クラス
1位 #3   ■Team YSR      243周
2位 #5   どこツイ ハンデ・マック   238周
3位 #4   どこどこツインズ       233周

エイプ100クラス
1位 #25  TeamPG二輪部      233周
2位 #22  ポテトレーシング       230周
3位 #27  ガチャガチャレーシング    226周

特別賞はプロデューサーの青木拓磨より、台湾から参加してくれた#26「麺八春日部」の面々に贈られました。

特別企画、「リコ&とんちゃんピットツアーVol.1」


<レポート>
レース当日早朝の埼玉県内は一部で降雨も見られたものの、受付時間が始まるころには太陽も見え始め、のみならず気温はグングンと上昇。レーススタート時には夏に戻ったかのような暑さとなった。舞台となる桶川スポーツランドは全長840mで世界や全日本で活躍する数多くのライダーがミニバイクレース時代を過ごした名コース。隣接するエアダイビング施設のパラグライダーが空をカラフルに彩るのも特徴だ。

さて、今回は予選となる1時間のレースを午前に行い、お昼を挟んで3時間の決勝レースを行う変則4時間ルール。スタートは予選・決勝ともにおなじみル・マン式で行われ、予選はゼッケン順に、決勝は予選結果順にマシンが並べられる。

今回注目チームとなったのはグロムクラスの#7「モトナビ」。雑誌MOTO
NAVIが母体となっており、これまでもプライベーターとして何度もレン耐に参加してきたが、今回は誌面上での掲載企画を兼ねて河西編集長がついに初参戦。しかもレン耐おなじみとなったレジェンドライダーの辻本聡さんを招聘して勝ちを狙う。
これを阻止せんとするのが、辻本さんが普段エントリーしている#3「チームキッズバイク」。こちらもここ数戦は僅差で優勝を逃がし続けてきたために、辻本さん不在でも今回こそはと悲願をかける。

<予選>
その予選は10:50にスタート。ただ、予選と言っても一般的なレースのようにラップタイムで順位が決まるわけではなく、決勝レースと同じように周回数で順位が決まる、いわば「1ヒートめ」に近いルール。3回以上のピットストップも義務づけられているうえに、ガソリン量は予選・決勝をとおした各車イコールコンディションの一元管理となっており、全開で飛ばして好グリッドを手にしても、もしかしたら決勝終盤でガス欠に見舞われるかもしれない……。それを考慮した戦略センスも必要とされるのだ。

しかしながら、いざ勝負が始まるとそんなことを忘れたかのようにライダーは誰しも速く走ることに熱中。
グロムクラスは、やはり#3と#7が中心になり、エイプクラスも#21「チームいずのすけ」や#23「カザアナレーシング」らが熱い走りを展開する。さて開始後20分の時点でトップを走っていた#7。なんとそのすぐ後のライダー交代時にピットロードでマシンを立ちゴケさせるタイムロスを起こすという、誌面的には美味しいアクシデントを経験してしまう。しかしながら、全体としてほとんど周回差の出ない接近戦が展開。
最終的にはわずか3周の間に総合トップから14番手までがひしめくなか、グロムクラスは#3が、エイプクラスは#21「チームいずのすけ」が予選レースを制することとなった。

<決勝>
お昼を挟んで決勝は13:00にスタート。1周目は、まず#3が制することになる。しかし、比較的転倒の少なかった予選に対して決勝では2周目4コーナーでの単独クラッシュを皮切りに、次々と転んでしまうチームが現れてしまう。そんな混戦模様の中をかいくぐり、#7が13:14にトップを奪い取り30分経過時点でもタイムボードのトップに座るも、再び#3が逆転。1時間を経過した時点でのオーダーは、グロムクラスが#3−#7−#2「黒魂と仲間たち」、エイプクラスが#27−#21−#23の順となる。パワーで勝るグロムクラスがすぐにエイプクラスに差を付けるかと思いきや、30分経過までグロムクラスの先頭と同一周回数で走行していた#27をはじめエイプ勢の善戦が印象的だ。

さて、ほぼ団子だった状態からジワジワ差が付きはじめた2時間経過後。グロムクラストップの#3は115周で次第に後続と差を広げていくことになる。。クラス2番手には「チームいずのすけBe」が上がってくるが、続く#7、#2とも111周でまだ同一周回だ。エイプクラスは#21がグロムクラス第2集団と同じ111周で先頭を走る。

そして3時間が経過しようとする頃だった。突如ピットロードに各チームから数多くの人たちが殺到。慌てながらサインボードを振り回して、走っているライダーに何かアピールしているチーム員もいる。一瞬、何か大きなアクシデントが起きたのかとヒヤリとさせたが、実はレン耐おなじみ3回ごとのピットイン時におけるミニゲーム「お題」クリアのため。お題をクリアできないと最大1分間のタイムロスが生じるうえに、自分たちより先に入ったチームが終えないと自分たちの番が回ってこない。つまり、下手にお題で渋滞してしまうと簡単に5分、周回数にして5〜6周のロスも生じてしまう。そのピットタイミングが予想以上に重なってしまったため各チーム慌てていたのだ。また、ラスト1時間はガス欠を避けるための燃費走行も考えなければならない時間帯。残り30分を迎えた時点で、グロムクラスは146周を走る#3が2位に浮上した#2に30秒差の同一周回まで迫られることとなった。3位には#1。#7は大会ベストラップとなる53秒337を叩き出しながらもトップに7周差を付けられ5位集団に後退、そこから挽回を狙う。エイプクラスは、#21が2番手に7周差を付ける144周で以前独走。その2番手には#34「“天王寺谷、小島、清宮組”」、そこから3周差となる3番手には#36「Team
CMC#2」が付ける。この3番手には同一周回上に#27、さらにそこから1〜2周の間に数台がひしめきあっており、まだまだどうなるか分からない。

そして、最後の30分間。実は今回事務局が設定したガソリン量は、ハイペース走行を続けた何台かはガス欠でストップしてしまうことを念頭にしたもの。本来ならそこでドラマが生まれるはずだった。しかし、予想以上に各車両とも好燃費をマーク。リザーブタンクに切り替える車両も何台か発生してきてはいたがガス欠で脱落してしまうチームは幸いにも(?)発生せず、大きな順位変動はなくゴールを迎えることとなった。
残り25分で計画どおり最後のライダー交代を終えた#3は、ラストスパートをかけると最終的に2番手に2周差を付ける完全勝利とも呼べるかたちで悲願のグロムクラス優勝を獲得。クラス2位には#2、3位にはやはりスパートをかけ逆転した#6「どこどこツインズ」。#7は最後の追い上げを見せたものの1周及ばず4位と入った。エイプクラスも、同様に後続と6周差を付けた見事なレース運びで#21が完全優勝。2位にはそのまま#34が入り、注目の3位争いは#27が制することとなった。


正式結果は以下のとおりです。

グロム125クラス
1位 #3   チームキッズバイク      173周
2位 #2   黒魂と仲間たち        171周
3位 #6   どこどこツインズ       167周

エイプ100クラス
1位 #21  チームいずのすけ       168周
2位 #34  “天王寺谷、小島、清宮組”  162周
3位 #27  ドキドキレーシング      161周

人生初レース エイプ100クラス
1位 #27  ドキドキレーシング
2位 #24  モクモクレーシング
3位 #29  RT ザ 青梅

特別賞は、愛車NSR50でのレース参戦を夢見て、今回人生初のレース経験となった女子大生ライダーの田部井佳奈さんに贈られました。


<レポート>
今回の目玉は、なんといってもレン耐初開催となるグロム125クラス。レン耐に投入されたのはHRCから新発売されたこのグロムのレースベース車だ。これにBabyFace製のバックステップやエンジンスライダーなどを組み合わせて、レーシングポジションが取りやすくなっている。でも、そこは初心者優先のレン耐。タイヤはブリヂストンのバトラックスSC、マフラーはノーマルを使うことで、いたずらにレベルが上がらないようになっているのがポイントだ。
さて、夏の開催中はずっと好天に恵まれてきたレン耐。だが、今回はここにきて久々の雨。舞台は筑波サーキットのコース1000で、ここでは7月にも6時間耐久を行ったばかり。そのときに負けない5時間の長丁場をこの天気のなかどう戦い抜くか、各チームどきどきのなか決勝時間が到来した。

レースは、タイムスケジュールより5分ディレイの10:35にスタート。
しかし、開始早々エイプクラスの#32「すみませんもっとバイクのります」、グロムクラスの#2「チームノックオーバー」が相次いで転倒。早くも波乱を予感させる展開となる。その予感のとおり、ウエット路面でのペースをつかめずに転倒する車両がその後も続出。レース前にはグロム有利と思われていたのだが、より溝が多くて水はけに強いブリヂストン製ML50というタイヤを履いているエイプの方が総合ラップチャートの上位に来るという番狂わせとなっていた。

1時間経過時の順位は、エイプクラスの#21「じんちゃんと愉快な走り屋たち」が63周で総合トップ。2番手もやはりエイプの#34「銀色ジャンボwithけんちゃん」で60周、グロムクラストップは総合3番手の#4「■TeamYSR」で59周をカウントする。グロム勢2番手の#3「チームキッズバイク」と3番手の#1「チームブリヂストン」は58周で同一周回だ。相変わらず転倒車は続き、特に1コーナーの進入が鬼門となっていた。ウエットでのブレーキングでフロントタイヤのグリップを失ってしまったり減速しきれずオーバーランがその原因。特に雨が小康状態となってペースを上げようとしたあたりや再び雨脚が強まった直後にその傾向が見られた。12:20までに転倒した車両は、なんとのべ24台。このような状況下で、しかも初めてのマシンということもあり、完全にグロム勢は様子見モードのような走りで後半での巻き返しを狙うかたちとなる。

2時間経過時点では、雨に加えて時おり強い風まで吹くもエイプクラスの#21が後続に6周差をつけた122周でたんたんとトップを独走。同クラスでは2番手#34、3番手#31「ガチャガチャレーシングB」、4番手#28「TEAM−AKM」が各々1周ずつの差でそれを追う。グロムクラスは#4に代わり、互いに意識しあいながら#1と#3が5秒差の接近戦で1・2番手となっていた。さすがにレース半分を消化する13:00ころには連続転倒もほぼ発生しなくなり、この時点で各車にガソリン給油が行われることとなる。

そして3時間が経過したころからレースは大きく動き出す。エイプクラスでは独走していた#21が突如1コーナーで転倒、7周もつけていたアドバンテージをふいにして順位を落としてしまう。変わってトップに立ったのは#31。しかし、同一周回上に#34が迫り、#28も2周遅れまで挽回してきているため余裕はない。グロムクラスは#1と#3が激しいつばぜり合いを見せた末、#3が逆転すると徐々に引き離しに入ろうとする展開となっていた。

そして各車ガス欠に備えた燃費走行も強いられる4時間目。ラスト30分からレースはさらに大きく変わることになる。トップを奪った#31だったがやはり転倒でそこから陥落。代わって#28がエイプクラスの先頭に立つ。グロムクラスではトップ2台の背後で着々と周回を重ねていた#4が、イチかバチかのチャンスにかけるかたちで猛アタックを開始。一時はトップの#3に4周ほど付けられていた差をあれよという間に取り戻してしまう。これに慌てたのが#3と#1。こちらもペースアップで応じようとするが、ついにゴール直前で#4が逆転に成功する。

そして5時間を経過し、まず総合で先頭を走る#28からチェッカー。そしてグロムクラスは必至に追いすがる#3をわずか0.847秒差で抑えて#4が逃げ切りに成功。前回の間瀬サーキットでも終盤で目覚ましい追い上げを見せた#4だがそのときは届かず、今回その雪辱をみごと果たしたかたちとなった。

だが最後のドラマは、雨も止んだ表彰式で発生した。ゴール時点では後続に大きな差を付け、誰もが勝利を疑わなかった#28だが、なんと最終結果はエイプクラス2位!
優勝は上位陣から終盤までノーマークだった#25「ちーむ
ぽかりん」が獲得する。実はレース序盤でマシントラブルのためほぼ最後尾まで後退していた同チーム。そこから着実な追い上げを見せ、最終的にトップから11周遅れのクラス4番手まで浮上していた。そこにレン耐ルールによるトラブル時における18周分の周回数が加算。何より本人たちが一番驚いた大逆転優勝で波乱のレースは幕を閉じることになった。


正式結果は以下のとおりです。

グロム125クラス
1位 #4 ■TeamYSR          286周
2位 #3 チームキッズバイク         286周
3位 #1 チームブリヂストン         285周


エイプ100クラス
1位 #25  ちーむ ぽかりん        300周
2位 #28  TEAM−AKM        293周
3位 #34  銀色ジャンボwithけんちゃん   283周


人生初レース エイプ100クラス
1位 #28  TEAM−AKM
2位 #34  銀色ジャンボwithけんちゃん
3位 #33  RC西原

特別賞は、目覚ましいペースアップを披露したうえ、このレースのためにヘルメットやツナギまで新調していた「山崎よし子」さんに贈られました。


<レポート>
今大会で開催されたのはCBR250R、DUKE125、エイプ100の3クラス。舞台は、本年度3回目の開催となる日本海間瀬サーキットだ。当日は9月になってもなお照りつける暑い日差しで、その気温はなんと34度!
その暑さ以上にホットだったのはエントラントたちで、7月の大会に続いて新潟が誇るDJミノルクリスさんが率いる「チームミノルクリス」から大挙6チームがエイプクラスにエントリー。また、ブリヂストンの山田宏マネージャーが、WGP125クラスで通算10勝を挙げた東雅雄さんとコンビを組んでCBR250Rクラスに参戦し、クラス初優勝を狙う。

決勝は11:00スタート。
まず1周目にコントロールラインを通過したのは、レン耐優勝経験の豊富な#101「■TeamYSR」。#103「チームブリヂストン」がこれを猛追する。意地をかける2台は11周目に互いにベストラップを叩き出す熱い走りを展開。しかし、30分を経過するころにはラップタイムで上回る#103が徐々に#101を引き離し始めて先行。DUKEクラスも#42「チームつもり会」がやはり#41「ヴィーナスイタリア」をリードすることとなる。エイプクラスは#9「チームミノルクリス
フランス」を筆頭に、#2「コバヤシファクトリーMC」、#6「チームミノルクリス アメリカ」、#3「326RT
HGBBN−PRO」ら4台が約10秒間隔で同一周回上に並ぶ展開となった。

1時間を経過するころに#103は#101に対し、完全に1周差のアドバンテージを確立。DUKEクラスも順位変わらず。一方、エイプクラスはやはり4台のよる同一周回走行が続くも#2がトップに浮上し、#3、#6、#9がそれに続くかたちで順位が入れ替わっていた。おなじみ3回ごとのピットインにおけるミニゲームには、青木拓磨プロデューサーが厳選してきた一筋縄ではいかない新メニューが登場。これによって最大1分間のストップを余儀なくされるチームも続出し、思うようにタイム差を伸ばしたり縮めたりできず、みなヤキモキ。

1時間半経過後のピットインから、エイプクラスを皮切りに規定量のガソリン給油が行われる。ただし満タンとはせず、ここから各チームには終盤でガス欠とならないようペース配分も要求されることとなった。2時間を過ぎて、CBRクラスではついに#103が#101に2周差を付けることに成功。レン耐ルールでは優勝経験のあるチームには今回20分以内の走行時間のハンデがあるため、#101はその点では不利だ。しかし、2人で走っている#103に対しライダー数では#101が上。残り1時間、十分に逆転できる射程圏内で、体力勝負でどこまで巻き返せるかに注目が集まった。この頃になるとエイプクラスも同一周回での争いこそ崩れるも、その差はまだ1〜2周。2番手に浮上した#9、3番手の#6が#2を必死に追いかける。

2時間半を迎えると、それまで転倒車ゼロで進んでいた今回のレースだったが、ついに#102「どこどこツインズ」がヘアピンで、最終コーナー立ち上がりでは#8「チームミノルクリス
ドイツ」がクラッシュ。また、ガス欠症状がいくつかのチームに出始め、リザーブタンクに切り替えての燃費走行が目立ち始めることとなった。が、ここに来て#101が捨て身の猛追を敢行。ゴール直前にはついに#103と同一周回にまで追い上げ場内を沸かせた。

そして3時間を超えた14:01。白熱した争いは、わずか28秒差で#101を押さえ切った#103が真っ先にチェッカーフラッグを受けて終了。DUKEクラス、エイプクラスも#42と#2が逃げ切り、今年の日本海間瀬サーキットにおける最後のレン耐はリタイヤなしの全車完走で終えることとなった。


正式結果は以下のとおりです。

CBR250Rクラス
1位 #103 チームブリヂストン 127周
2位 #101 TeamYSR 127周
3位 #102 どこどこツインズ 114周

DUKE125クラス
1位 #42  チームつもり会   115周
2位 #41  チームヴィーナスイタリア 111周

エイプ100クラス
1位 #2   コバヤシファクトリーMC    110周
2位 #9   チームミノルクリス イギリス  109周
3位 #6   チームミノルクリス アメリカ  107周

特別賞は #5「hide」のヘルパーを務めた高校1年生の杉本蒼紫(スギモトアオイ)さんに贈られました。

<レポート>
台風9・10・11号と3つの台風が同時に日本列島へ接近した8月21日。だが、奇跡的にも当日は悪天とはならず、ほどよい風が吹く絶好のレース日和を迎えることとなった。
会場となる袖ヶ浦フォレストレースウェイは、全長2.4kmと4輪の走行も行える本格的なサーキットで、コース幅も広いのが特徴。そのためライン取りにも余裕が生まれ、ビギナーからベテランまで気持ちよく走行を楽しめる。そのコース特性をさらに堪能できるよう、今大会ではおなじみのエイプ100クラス、DUKE125クラスに加えCBR250Rクラスも設定された。

今回のレン耐は3時間。
練習走行20分間の後、決勝は午後1:30、耐久レースの定番であるル・マン方式スタートで開始された。
まず1周目にコントロールラインを通過したのは、CBRクラスの#102「■TeamYSR」。#101「麺喰いレーシング
w/どこどこ組」、#103「わくわくレーシング」がそれに続き、DUKEクラスでは#42「チーム太助」が先頭。エイプクラスでは#3「TEAMmotoHOLIC」が排気量で上回るDUKEクラスの#41「STRUCK
ORANGE」よりも前を走って、真っ先に先頭を奪う。

だが、そのオープニングラップで#8「ケンシロウとラオウとトキ」が高速左コーナーで勢いあまってオーバーラン。コース上にマシンが残ってしまったため、3周目にセーフティカーが導入されることとなる。幸い、ライダーは全身泥だらけになりながらも怪我はなく無事。マシンもピットに戻ってくることができ、7周目にセーフティカーは解除された。

レースが再開されるや#102がフルスロットルモードで好ラップタイムを連発。#101、#103も必死に追いすがろうとするが、次第にビハインドを開けられていく。また#3も13周目にリヤタイヤのパンクによるピットインで大きく順位を落としてしまっていた。なお一瞬、霧雨のようになる場面も発生したが、天候はすぐに回復。以後はほぼドライのままレースは進んでいく。

1時間経過時点で、CBRクラスでは#102が2番手の#101に約50秒の差をつけて依然トップ。3番手には#103に代わり#104「WRRP」が浮上してきた。DUKEクラスでは#42が同一周回で走る#41を押さえて1番手を死守。エイプクラスは、#9「ガチャガチャRacing」、#6「WILD☆OPEN」、#10「どこどこツインズ」の順となるが、やはり同一周回上で競い合う展開となっていた。このなかから、やがて#10が先頭争いから抜け出すことに成功。なお、最後尾ながら#8も泥だらけのまま走行を再開している。

2時間経過時点での順位も、CBRとDUKEクラスはそのまま変わらず。一方、エイプクラスはトップに#10、2番手が#9、3番手には#1「あひるレーシングクラブ」が浮上してくる。
この2時間経過直後、70周目に入った#102がライダー曰く「寝かせすぎて」痛恨の転倒。69周目にベストタイムを叩き出した直後であった。これでCBRクラスのトップが入れ替わる大波乱かと思われたが、幸いにもライダーもマシンもダメージが少なく自力でコース復帰。ダメージ確認のためのピットタイムも短時間で済ませ、トップに帰り咲いて走ることに成功する。

レース終盤を迎えてもなお、エイプクラスで#1が#9を捉えて2番手に浮上した以外の大勢は変わらず。ゴール前5分を切ったところで#2「Freshen」が3コーナーで転倒の報が届くも、やはり自力で走行再開。3時間を経過した午後4時30分を迎え、最後はその#2のライダーが片手を上げながら悠々とゴールラインを通過し、リタイヤなしの全車が無事に完走を果たすこととなった。


正式結果は以下のとおりです。

CBR250Rクラス
1位 #102 ■TeamYSR        105周
2位 #101 麺喰いレーシングw/どこどこ   103周
3位 #104 WRRP             99周


DUKE125クラス
1位 #42  チーム太助            94周

エイプ100クラス
1位 #10  どこどこツインズ         91周
2位 #1   あひるレーシングクラブ      90周
3位 #9   ガチャガチャRacing     89周


人生初レースエイプ100クラス
1位 #7   Hくんとパパ友たち
2位 #3   TEAMmotoHOLIC
3位 #11  チーム トップワールド

特別賞は、初心者講習を熱心に受講していた姿が印象的だった女性ライダーの長谷部尚子さんに贈られました。


<TOPICS>
前週に鈴鹿8耐がの興奮冷めやまない1週間後に岐阜県明智ヒルトップサーキットにて「レン耐8耐ふぇす。」が開催された。天候に恵まれた今回の8耐は気温が33度と非常に過ごしやすい状況。100クラスはスタートから終始トップを走行していた#8「トヨタ木塚川台店&Hybrid」が残り30分のところでガス欠となり、首位陥落。代わりにトップに立ったのはお昼のゲームにて大量周回をゲットした#10「TeamZZY」が大逆転で優勝を飾った。50クラスは#21
がトップを走行するも、やはりゲームで大量周回をゲットした#26「机の中のコッペパン」が逆転で優勝を飾った。

<レポート>
とても過ごしやすくなった明智ヒルトップサーキット。前週の鈴鹿8耐の暑さが嘘のように、気温が上がらず、湿度もなくこれ以上ないくらいの最高のコンディションの中、明智でレン耐8時間が開催された。
午前9時6分に日章旗にて、ルマン式でレースが開始した。長い長いレースだというのに、各ライダーの走行はスプリントレースそのもの。そんな中、いきなり#22「ロストエリーゼ」が転倒してしまう。
8耐ふぇすの目玉はなんといっても、途中にレースを中断してのジャンプアップゲームが目玉となっている。レース初心者でも、レースが始まってすぐに転倒してしまったチームには、かなり有利なゲームの商品となっているのが特徴だ。
今回のゲームは「二人羽織かき氷ゲーム」1チーム2人選出し、一人はヘルメットを被って、スクリーンの部分を目隠しして、完全に前が見えない状態で、もう一人のライダーの口にかき氷を運び、その中で賞品を決めていく単純なゲーム。レースとは全くかけ離れているこのゲームに各チームは悲喜こもごも。せっかく、後続と周回を引き離しているのに、このゲームのおかげで全くのイコール、もしくはビハインドを付けられてしまうかもしれない場合もあるからだ。お昼のに開催したジャンプアップゲームも無事に終了して、レースローリングスタートで再開した。

50クラスはハイペースで#21「SST48」が順調にラップが築いていく。しかし、他のチームがどのくらいのペースで走っていて、どのポジションを把握出来ないため、見えない敵との争いに苦戦している模様。それに続き#24「TEAM
TRY」と#25「無我夢中」が2周差で争っている。
相変わらずハイペースで飛ばしていくのは#8。気がつけば7時間経過段階で10周以上のアドバンテージを築く。そして2番手争いが熾烈に。そんな中、やはりガソリンが厳しくなってきたのか、ここに来てトップチームが軒並みペースダウン。これが吉とでるか、どうかが戦略が試されるところ。
そして、ついにトップ陣営に動きが。2位走行中の#5「ドカ浜B」がガス欠となり、燃料補給するも大幅にペナルティを受けた。そして、それに乗じて2位に上がった#7「澤田製作所
二輪クラブ」もガス欠で燃料補給を余儀なくされる。
そして、残りも少なくなってきたところで、今後は3位走行中の#2「ヴィーナスイタリア」と#22「が接触転倒してしまい、ロスタイムを負う。そして残り30分のところでついにトップを走行していた#8にもガス欠となり、減算周回をうけることでレース続行となった。
見た目の順位では#8の単独トップだが、途中のジャンプアップゲームで大量に獲得したチームがどの位置で走っているのかが誰もわからない状態でレースもクライマックスへ。
そして、長かった8時間耐久もゴールを迎え、全ライダー全チームに栄光のチェッカーフラッグが振られた。
特別賞には、終始コスプレと笑顔を絶やさなかった専門学生の「谷口七海」(たにぐちななみ)さんに贈られて、会場からは大きな拍手を送られた。

正式結果は以下のとおりです。
100クラス
1位 #10 Team ZZY 433周(ゲーム+40周)
2位 #2 ヴィーナスイタリア 422周(ゲーム+5周)
3位 #15 チームHT 422周(ゲーム+30周)

50クラス
1位 #26 机の中のコッペパン 411周(ゲーム+30周)
2位 #21 SST48 399周
3位 #24 ブロークンニー 385周(ゲーム+25周)

人生初クラス
100クラス
1位 #6 ドカ浜C
2位 #13 鉄砲小僧NEO
3位 #11 team HRDworld

50クラス
1位 #26 机の中のこっぺぱん
2位 #23 ブロークンニー
3位 #22 ロストエリーゼ

特別賞には、終始コスプレと笑顔を絶やさなかった専門学生の「谷口七海」(たにぐちななみ)さんに贈られて、会場からは大きな拍手を送られた。


<レポート>
前々回の日本海間瀬サーキット、前回の近畿スポーツランドを経て、再び関東での開催となった筑波レン耐。今回は真夏の6時間ということで、暑さとの過酷な戦いが予想された。しかし、当日は太陽の光が降り注ぐも酷暑が和らぐ気温27℃と絶好のレース日和。総勢24チームがグリッドについた。今回はレン耐ではおなじみとなったレジェンドライダー辻本聡さんのほか、台湾からはるばるエントリーしてくれた日台友好チームもエントリー。決勝は11時10分にスタートした。

1周目からDUKE125クラスの#41「チームいずのすけ」が、マシンのパワーを存分に発揮して一気に独走態勢に持ち込もうとするも、同じDUKEクラスの#42「RTザ青梅」、続いてApe100クラスの#14「レン耐日台友好チーム」、#8「チームキッズバイク」、#13「チームイースwithサスケ」らがそれを追うハイペース走行が展開。各チームもそれに追随するように熱い走りとなっていく。開始15分後に接触で2台の転倒車が発生し、各ライダーたちにやや落ち着きが取り戻されるも、スタート1時間が過ぎて間もない11時20分ごろ最終コーナーで多重クラッシュが発生。赤旗が提示されレースは一時中断となる。20分後に事故処理を終え、赤旗発生1周前の順位でローリングスタートにてレースが再開された。

なお、レン耐はピットイン回数が3の倍数にあたる際にルーレットで決められたいくつかのミニゲームを消化しなければならないという特別ルールが設けられている。この頃には、ほとんどのチームがミニゲームを体験。特に懐かしの「ルービックキューブで1面を揃える」や「羽根突きで7回リレーする」といったお題が鬼門で最大1分間のピットストップを余儀なくされてしまうチームも続出。これらミニゲームはパドックにいるチーム員たちの協力なくしてはクリアが難しく、みんなでワイワイと楽しめるのが特徴。なかなか再スタートできない焦りのなか、それでも終始笑顔が絶えなかった。

レースは2時間を経過し、総合トップは#41が変わらず死守。#42は先の赤旗クラッシュの影響か、マシントラブルを抱えて再スタート後にピットインしており、後方からの追い上げを余儀なくされる。Ape100クラスは、#14、#8、#13のトップ3台を#15「どこどこツインズ」が猛然と追い、50クラスもほぼ同一周回で争う#23「Moon
Racing Tea」と#22「■TeamYSR」を2周ほど遅れて#27「JET SET
CLUB」が追う展開が続く。ただ、今回は高速S字コーナー区間での重大事故を防ぐために追い越し禁止の「思いやりゾーン」が設けられており、厳重に注意告知がなされていたにも関わらず、レースに集中するあまりうっかり追い越しミスをしてしまうチームも多々発生。もちろん、それはオフィシャルにより集計されており、後に減算ペナルティが課せられてしまう。これには上位を走るチームも含まれており、最後になるまで本当の順位は分からない。

3時間4時間と過ぎ、次第に上位チームにも周回数差が目立つようになり、Ape100クラスでは#8が一歩リード。後退した#13の代わりに#15が3番手に浮上してきた。Ape50クラスでは#22が首位を奪い、#23と5周の差を築き上げる。4時間半を過ぎたころにはApe100クラスの#1「ワクワクレーシング」がペナルティ給油を実行。本レース1週間後に開催される鈴鹿8耐では最後に魔物が潜むと言われているように、レン耐にもガス欠という魔物が潜んでいる。ハイペースで飛ばすとラストでみな見舞われるようになっており、クレバーな走りも要求されるのもレン耐の特徴のひとつなのだ。通常はラスト1時間過ぎにガス欠チームが続出するのだが、#1は予想以上に早くガス欠を迎えてしまったかたちだ。やはり規定された以上の給油を受けた場合も大きく周回数が減算されてしまう。

ラスト1時間に入り、各車ガス欠防止の燃費走行を念頭に走り出すなか、Ape100クラスで3番手を走っていた#15がついにガス欠でペナルティ給油。ラスト20分には優勝を狙っていた#14も同じく給油のためにピットインしてくる。コースサイドではガス欠でストップした車両を押しているチームも。さらにラスト5分には最終コーナーで複数転倒が発生し、これに敢然と追い上げ総合2番手まで上がっていた#42も巻き込まれてしまう。

こうして16時10分、スタートから首位を守りぬいた#41をはじめ、6時間を戦ったマシンたちに感動のチェッカーフラッグ。どきどきの

結果発表では「思いやりゾーン」での追い越し減算やペナルティ給油が加味され、順位が大きく変動。楽しくルールを守って走り抜いたチームが最終的に好成績を収めるかたちとなった。


正式結果は以下のとおりです。

Ape100クラス
1位 #12 teamメット神 357周
2位 #3 モクモクレーシング 356周
3位 #8 チームキッズバイク 354周

Ape50クラス
1位 #22 ■TeamYSR 342周
2位 #23 Moon Racing Tea 338周
3位 #24 なべさんと愉快な仲間 334周

DUKE125クラス
1位 #41 チームいずのすけ 394周
2位 #42 RTザ青梅 393周

人生初レース100クラス
1位 #5 G's Racing
2位 #13 チームイースwithサスケ
3位 #1 ワクワクレーシング

人生初レース50クラス
1位 #24 なべさんと愉快な仲間
2位 #27 JET SET CLUB
3位 #23 Club Freed

特別賞は、2回の転倒を喫したにも関わらず果敢にチャレンジを続け、しかもエントリー最高齢の68歳でもあった#6「たーとるらいだーず」の渡辺昇司(ワタナベ ショウジ)さんに贈られた。


《レポート》
今年2回目のレン耐開催となっ近畿スポーツランド。この近畿スポーツランドは京都宇治市の中心から15分ほど行ったところにある山の上に立つ近畿地方ではミニバイクの聖地とされているサーキットである。近スポではカートレースは開催しないため、純粋にミニバイク専用コースとなっておりコースグリップも高く多くのライダーからも好評なサーキット。梅雨のまっただ中行われた今回のレン耐も雨は朝方であがって、かろうじて好天に見舞われたが、湿気が必要以上に高く多くのライダーが高温度と高湿気に悩まされるコンディションとなった。
レースが始まりスタート直後の1コーナーでも混乱なくキレイにスタートが始まった。早速先頭を走るのは#4「SST48+NHKレーシング」このチームは明智を中心にレン耐のレースに参戦しているチームで今回岐阜から遠征してきて、前回の近スポのリベンジを果たせることが出来るか。2位には#6「CやMやYにお世話になってます」、3位には#10「MakeLarenHONMA」3位までのチームが同一周回となり2時間を消化していく。#10は今回のレースで人生初レースのライダーが2名もいる中、堂々な走りを見せ健闘している。レースから2時間を過ぎていくると、各チーム緊張の糸が切れ始めるのかコース上での転倒が増えていく。そして、レースも残りも少なくなってきたところで、ガス欠になってくるチームが出てきて、減算周回を覚悟でガソリンを入れて再スタートをして最後のチェッカーフラッグを目指す。
そして、レースから5時間が経過したところでチェッカーフラッグが振られレースが終了した。見事優勝をしたのは終始安定したペースでリードし続けた#4「SST48+NHKレーシング」彼岸の近スポ初制覇をした。

特別賞には、今回のレン耐がチーム全員が人生初レースだった#1「ぶしゃーず!」に贈られ、次回のリベンジを誓っていた。


正式結果は以下のとおりです。
Ape100クラス
1位 #6 SST48+NHKレーシング 314周
2位 #6 CやMやYにお世話になってます 308周
3位 #10  MakeLarenHONMA 306周


人生初レースクラス
1位 #5 NRSS+1
2位 #8 ローン・レンジャー
3位 #9 TAK


《レポート》
梅雨の中休みとなった間瀬スーパーレン耐。東の日本海側からの風が乾燥していてレン耐参加者にとっては、最高のレース日和となった。11時丁度に日章旗でレースがスタート。各車一斉にスタートしていき、キレイに1コーナーへ吸い込まれていく。先にレースを引っ張って行くのは#101「TeamYSR」。つづいて#102「チームミノルクリス」と続く。
Apeクラスは#6「チームミノルクリス アメリカ」#3「326RT
HGBN-PRO1」、#1「チームビックスマイル」がトップ争いを展開する。ここの間瀬サーキットはストレートは長く、コース巾も広いのでエイプなどのミニバイククラスでは十分の広さとなり、初心者でもレースを楽しめるコースとなっている。そのせいもあり、スタートしてから1時間を過ぎても転倒は1台もいなく、粛々とレースが進行していく。
スタートしてから約1時間半を過ぎる頃には、予備タンクにしてくる車両が出てくる。走行中に予備コックにしないでそのままの走行し続けるとガス欠になり、ライダーはコース脇にマシンを停めてなんどもキックを試みるがエンジンがかからない。その内ガソリンが無いことに気がついて予備コックへ切り替えると、すぐにエンジンが始動し再スタートが切る車両も続出してくる。
そんな中100クラス、トップ走行中の#3が第1ヘヤピンで転倒してしまい順位を下げてしまう。そして、ラスト20分には#1がガス欠でストップ。ペナルティを受けてガス補給をする。そして、3時間が経過し#101「TeamYSR」を先頭にチェッカーフラッグが振られた。最後には、#11「チームミノルクリス
フランス」がガス欠となり7コーナーでストップ。最後は手押しでゴールし、参加者からは惜しみない拍手を贈られた。
特別賞には、前回の4月にお腹の中にいた子どもが、無事に出産して間もないのにサーキットへお父さんの応援に来てくれた「羽賀百花」(はが ももか)ちゃんに贈られた。


正式結果は以下のとおりです。
CBR250クラス
1位 #101 ■TeamYSR 124周
2位 #102 チームミノルクリス 112周


Ape100クラス
1位 #6 チームミノルクリス アメリカ 107周
2位 #3 326RT HGBN-PRO1 104周
3位 #9 チームミノルクリス ベルギー 104周


特別賞には、前回の4月にお腹の中にいた子どもが、無事に出産して間もないのにサーキットへお父さんの応援に来てくれた「羽賀百花」(はが ももか)ちゃんに贈られた。


《レポート》
日本のレースでは初めての試みとなったミニバイクレースのナイトレース。しかも12時間という途方もないレース。今回はLet'sレン耐が始まって今年で12周年と言うこともあり、記念大会として12時間耐久が開催された。前代未聞のナイト12時間耐久レースに参加者のテンションもマックスに。しかし、夕方におこなわれたブリーフィングでは日差しでかなり暑く、本当にこれから12時間も走るのか?と言う声も聞かれた。このレン耐の強みはなんと言っても、気軽にレースに参加が出来るということに尽きる。そして、バイクの音が静か。コースを走っている音よりも、パドックやピットで笑っている声のほうが聞こえるとてもフレンドリーでハートフルなイベントとなっていることだろう。そして、パドックではレン耐公式BQQとしていつもはレン耐に参加をしてくれている常連チームの「RTザ青梅」が今回レン耐に出ていないのに参加者の為に無料でバーベキューを振る舞ってくれて、レン耐ナイト12時間を盛り上げてくれていた。
スタートは午後6時に日章旗によるル・マン式スタートで12時間耐久レース1が開始された。レース開始早々に、3コーナーで2台がクラッシュ。そのままピットへ戻ってきた。
今回のレン耐12時間はいままでとは違ったスペシャルルール。一回のピットインで5分間ピットにとどまらなければならないルールとなる。すなわち転倒すると自動的に5分間は強制ストップとなるため各チーム転倒しない走りに集中する。そしてこのルールが最後の最後で勝負の明暗を分ける鍵ともなった。
序盤レースを引っ張るのは#2「どこどこツインズ」それに#7「TeamYSR」#4「スクーデリアBBQ」と続く。50クラスは圧倒的な走りで#27「モトチャンプは毎月6日発売」がぶっちぎりで快走。第1レースの半分過ぎたところで、#2の独走が続き、50クラスは#21「悠平会」がトップに立ち、#27と一進一退のトップ争いを展開。しかし最後には序盤出遅れた#25「東京女装スクール羽田校」がトップ通過した。#7は立て続けに転倒が響き、最下位に埋もれてしまう。
そして第1レースが午後11時に終了し、第2レースが深夜0時にスタートまでの1時間は参加者にとって束の間のブレイクタイムに付くと思いきや、ここでジャンプアップゲームを開催。このジャンプアップゲームは第1レースで下位に沈んだチームの救済も込めた本日一番のイベントとなる。このゲームがもっとも重要でこのイベントで勝利することがレン耐を征するといっても過言ではないくらい大事なゲームとなった。今回のゲームのお題は「二人羽織でトウモロコシをキレイに早く食べきり選手権」上位チームと中位チーム、下位チームの3グループにわけてゲームをしてその勝敗によって、大量に周回数をゲットが出来る。そこで大きく周回数をゲットしたチームは#3「Super
Hot Curry」と#26「Team高尾(中央線)」が40周をゲット。その他チームにも多くの周回数をゲットすることとなった。
そして第2レースはなんと逆走コース。もちろん、全ライダーサーキット秋ヶ瀬を逆走をすることなど人生で初体験。参加者全員が初めて走る逆走をすることで1度に2度サーキットを楽しめることに。そして日付がかわる午前0時0分に第2レースがスタート。プラス周回40周と大量に周回数をゲットした#3と#26がレース画面上でトップを快走する。この12時間耐久レースは第1レースと第2レース、そしてゲームの周回数を足して、総合周回数で順位が決定する。
深夜にも関わらず、気温は27度70%を越える湿度がツナギとヘルメットを装着するライダー達を襲うが、日中のレースではないだけまだマシといったところだ。そんな中、レース1を最下位に沈んだ#7が怒涛の追い上げで周回を重ねていき、トップとの周回数を縮めていく。そんな何、第2レースが始まって2時間を過ぎたところで、レース1で1位の#2と3位の#8が絡んで転倒してしまい、大きく周回をロスしてしまう。
50クラスはゲームで大量リードを築いた#26が快走するも、#21と#23が淡々と周回しつづけ、混戦となっていく。そんな中、午前4時前ごろから東の空が白くなってきて、暗闇だったサーキットに少しづつ明るさが戻ってくる。100クラスもかなり接戦となっていて#1と#7との差が縮まってきており、その差は3周差となっていた。そして残り45分ところでプレッシャーからか、#1がヘヤピンで転倒。順位が逆転となり残り24分で#7が初のトップとなる。
そして、午前6時に12時間を走り続けた栄光のチェッカーフラッグが全てのライダー達に贈られ、全チーム、全ライダーが12時間耐久を走り切ることが出来て、疲れた表情もありながらも、安堵感に包まれ、皆で走り切った達成感をチーム員全員でかみしめていた。

特別賞にはレースを最初から女装で盛り上げてくれた#25「東京女装スクール羽田校」の安田
一也さんに贈られた。コースに入ったら真剣なレースモードになりながらも、パドックでは常に参加者の笑いを誘い、パドックでの雰囲気を盛り上げていただき、レン耐を盛り上げてくれた。

正式結果は以下のとおりです。

Ape100クラス
1位 #7 ■TeamYSR 857周(345周+512周(ゲーム+30周))
2位 #6 6Rで侵略withg71 851周(373周+478周)
3位 #2 どこどこツインズ 848周(373周+475周)

Ape50クラス
1位 #21 ミツバチとクローバー 779周(327周+443周(ゲーム+15周)
2位 #23 RT悠平会 777周(331周+446周)
3位 #25 東京女装スクール 767周(333周+434周)


人生初レースクラス
100クラス
1位 #7 ■TeamYSR
2位 #2 どこどこツインズ
3位 #4 スクーデリアBQQ

50クラス
1位 #25 東京女装スクール羽田校
2位 #24 VPR
3位 #27 モトチャンプは毎月6日発売!


特別賞にはレースを最初から女装で盛り上げてくれた#25「東京女装スクール羽田校」の安田
一也さんに贈られた。コースに入ったら真剣なレースモードになりながらも、パドックでは常に参加者の笑いを誘い、パドックでの雰囲気を盛り上げていただ
き、レン耐を盛り上げてくれた。


《レポート》
今年ハルナでは初開催となったが、このハルナモータースポーツランドで現在ミニバイクはおろか、キッズバイクまでもが走行出来なくなっている。その訳はおととしからハルナでミニバイクレースをおこなっている主催者が、再三の警告にもかからわず音量規制を無視しつづけてミニバイクレースを行っていたため、近隣住人からのクレームが頂点に達し、バイクの走行が4月よりできなくなっていた。サーキットとしてもバイクレースをやりたくても出来ない状態に消極的になっていた。しかし、このレン耐は使用する車両がすべてノーマル車両を使用。そのため騒音は皆無だった。レン耐に対しては走行が可能になってサーキットとしても一安心といったところだろう。むしろサーキットで走っている車両よりも、ピットでの笑い声の方が大きいくらいだったため、サーキット側の心配は杞憂に終わったようだった。

練習走行を経て#11「TeamYSR」と#3「どこどこツインズ」、そして#8「RTザ青梅」がトップグループを形成する。キレイにスタートが切れ、レース開始から5分後、1コーナーで#12「チームブリヂストン」山田さんが転倒してしまい、強制ピットインを強いられる。そしてピットで罰金を支払ってピットアウトしていく。痛恨のタイムロス&マネーロスになってしまった。
今回のレン耐では、一進一退の接戦が繰り広げられ、スタートから2時間経過時点でも僅差で#9「カワンルマー・カフェレー」#5「ほのぼのレーシング」#3、#8が同一周回で並ぶ大接戦となる。そして、#4「長野県二輪車同好会」がチェッカーまであと4分のところで転倒して、強制ピットイン。罰金を支払ってそのままピットアウトして、チェッカーを目指す。
そして4時間が経過し、#8が一番でチェッカーをくぐった。
しかし、同一周回で2位走行していた#9がラストラップでコース上でガス欠の為ストップ。全車がゴールしてからライダーの中林さんが手押しで、レン耐参加者全員に拍手で迎えらゴールした。

正式結果は以下のとおりです。

Ape100クラス
1位 #8 RT ザ 青梅 234周
2位 #9 カワンルマー・カフェレー 233周
3位 #3 どこどこツインズ 233周
4位 #12 チームブリヂストン 232周


人生初レースクラス
1位 #7 TeamS・H・K
2位 #4 長野県二輪車同好会
3位 #6 ほのぼのレーシング


特別賞には、#9「カワンルマー・カフェレー」中林 梓(ナカバヤシ
アズサ)さんに贈られた。受賞理由はラストラップにガス欠となってしまい、最後は手押しでゴールを目指し、レン耐参加者全員から暖かい拍手に迎えられながらのチェッカーを振られた。ゴールライダーだった中林さんは「こんなに多くの人に拍手でゴールを迎えられて、嬉しくて涙がでちゃいました。また参加したいです」涙を浮かべた。


《レポート》
関東の梅雨入りが発表された週末のレン耐が千葉県、茂原ツインサーキットにて開催された。圏央道が開通したことで、都内からのアクセスも抜群になった茂原ツインサーキット。レース当日はあいにくの雨。選手たちは自前のレインスーツに着替え練習走行を行った。気温も21度、路面温度は24度と6月にしては少し肌寒い陽気の中、正午12時丁度にスタートが切られ、全車一斉に1コーナーを駆け抜ける。スタートから#2「バンナムレーシング」がトップを快走。それに#11「■TeamYSR」と#6「RTザ青梅」が続く。
スタートから30分経過すると雨脚が弱まってきて、走る度にライン上の路面が乾いて、タイムもグングンと上がってくる。しかし、スタートから50分が過ぎた頃に再び雨が降り出す路面をしめらし、走っているライダー達は攻めたくても、攻めすぎた瞬間にあっと言う間にタイヤがスリップして、転んでしまうリスクを背負いながらの心理戦となった。
 スタートから1時間20分にはまた雨足が強まってコースがびしょ濡れになり、あちこちのコーナーで6台のマシンが次々と転倒してしまう。レン耐は転倒をするとペナルティの為、必ずピットに入らなければならないルールとなっているため、ピットは転倒したチームで大混乱となった。残り1時間を過ぎると西の空が明るくなり始めて、雨雲が切れてきて、気温も一気に上昇していく。残り時間もわずかとなり、コースも完全にドライコンディションになり、各チームともにフルスロットル。そんな中、3位を走っていた#1「FASTER1」が無念のガス欠となり、ガス補給を行ったため、減算周回を受けてしまう。そして、残り5分を切った所で今度は2位走行中の#11がガス欠になり4コーナー入口でストップ。最後の最後で、表彰台争いは誰が登るか分からない大混戦になり、4時間を迎えチェッカーフラッグが振られた。
見事優勝を飾ったのは#2「バンナムレーシング」。2位にはラスト2分でガス欠をしながらも、なんとか走り切った#11「■TeamYSR」が入った。

正式結果は以下のとおりです。

Ape100クラス
1位 #2 バンタムレーシング 294周
2位 #11 ■TeamYSR 292周
3位 #6 RT ザ 青梅 286周

人生初レースクラス
1位 #4 B級素人

特別賞にはMOTONAVI☆夜ツー部、MOTONAVI☆朝ツー部、チームキッズバイクの3チームに贈られた。受賞理由は、半年の闘病生活の末、他界さ
れた故人・岩崎祐一(イワサキ ユウイチ)さんを忍んでチーム全員が喪章をつけ、参戦復帰が叶わなかった故人と共にレン耐を走り切った。故人は昨年、レン耐に出場するためこのチームの発
起人の一人だった。




《レポート》
朝からカラッとした良い天候に恵まれ参加ライダー達はホンダ・エイプ100に跨がり、気持ちよく汗を流した。見事な快晴の中、からっとして湿気がなく非常に気持ちの良い気候の中でのレン耐となった。今季関西地区では初開催となった近スポレン耐だったが、今回は21チームのエントリー中なんと7チームが人生初レースを迎え、実に3割の方が今回のレン耐で初レースを迎えた。
スタートと同時にまずは125クラス#43「チームRSタイチ」がファステストラップを叩き出す素晴らしい走行で、後続を引離しあっと言う間に全車両ラップダウンにする。
しかし、ライダー交代やレン耐特有のルールで「お題」でクリアするのに手間取り順位をさげてしまう。100クラスは序盤から#4が「SketchBookRT」トップを快走。2番手#8「いまい」が僅差で続く。残り1時間をすると#4が2位を走る#14「HOPPER☆B」に3周のアドバンテージを築き、楽勝ムードが漂う。2位以下は接戦となり、3位には#13「HOPPER☆A」4位には#16「SST48」が1周差で追う展開となった。今回は3時間耐久ということもあり、比較的アクセルは開け気味でもガス欠になる確立は少ないがそれでも大分きついガソリン量となっている。そのせいで、レースも30分を切ってくると、ガス欠になる車両が出てくる。そして女性率いる#1「2350万パワーズ」が残り20分のところでガス欠になり、救済措置でガソリンを受ける代わりに大きな減算ペナルティが付きマイナス20周となってしまった。
そして残りが5分になったところでレースが動いた。それまで快調にトップを快走していた#4がここに来てガス欠でコース上でストップ。なんとかピットには戻ってこれたが、レースには復帰できず、トップ争いから戦線離脱する。代わりにトップに立ったのは、終始2位争いをしていた#13、#14がチームワンツー体制となり、そのままチェッカーを受けた。
100クラスの優勝を飾ったのはレン耐参戦2回目の#13「HOPPER☆A」だった。
125クラス優勝は#43「チームRSタイチ」となった。


正式結果は以下のとおりです。

Ape100クラス
1位 #13 HOPPER☆A 187周
2位 #14 HOPPER☆B +17.157
3位 #16 SST48 186周


Duke125クラス
1位 #43 チームRSタイチ 179周
2位 #42 ころんでばっかり 176周
3位 #41 もと2れーしんぐ 152周

人生初レースクラス
1位 #8 いまい
2位 #12 MakeLarenHONMA
3位 #2 TeamZZY


《レポート》
五月晴れの素晴らしいカラッとした爽やかな天候に恵まれた筑波レン耐となった。
今回は往年のレジェンドライダー日テレMotogp解説者でもある辻本聡さんとブリヂストンからは山田宏マネージャーが駆けつけてくれてレン耐を盛り上げてくれた。
今回は変則4時間耐久レースということで、1時間の予選レース。そして午後には3時間の決勝レースという変則4時間耐久となった。
1時間の予選では、1時間の予選レース結果がそのまま決勝グリットとなり、しかも4時間のレースを通じてガソリンをコントロールしているため、全チームゆっくりのスタートとなった。
予選では3回のピット回数を義務付けられ、クリアしなければペナルティとなるため、各チームピットの混雑を避けるようにピット戦略を立てていた。しかしレースでは赤旗が出て走行時間が短縮され、3回規程のピット回数に届かずチェッカーフラッグを受けずに、ピットロードで待機しているチームが数多くいた。

そして、迎えた決勝レース。13:05に日章旗が振られ各車一斉に1コーナーへ吸い込まれていく。そんな中、#44「ベスパオールスターズ」2位以下をグングン引離す。100クラスは団子状態でレースが進行する。
しかし、スタートから20分経った時に3コーナーで単独転倒。ライダーが動けないため、安全確保のためレースは一時中断となった。事故処理をおこなってからもう一度レースがローリングスタートで再開された。
残り40分を切ると、ガソリンを気にしていた125クラスのペースが一気に落ち始める中、100クラス#17「タキターズ」が総合トップに立つ。2番手には#5「麺どこレーツインズ蕎麦組」
が続く。
残りも20分を切るとあちこちでガス欠が起き始め、立て続けに2台のマシンがガス欠となりコース上でストップしてしまう。そして残り15分を切ったところで、125クラストップを走っていた#44が4コーナーで転倒!ライダーがコース上に残っていたため、再度赤旗中断となった。
そして、コースクリアとなったのは残り6分。残り時間が非常に微妙なタイミングであったが、今回からレン耐では最低走行時間を5分間としている為、各チームピットに入ってこれない。残りが刻一刻と過ぎていく中、トップに立ったのは#5。そして、チェッカーフラッグが用意される前に残っていたピット回数をクリアしていき、コースへ復帰。そのまま100クラスの#5「麺どこレーツインズ蕎麦組」が総合でトップでチェッカーを受けた。125クラスは最後に逆転で#43「RTザ青梅」50クラスはノーペナルティで走り切った#28「ジャンプライダーズ」
が初優勝を飾った。


正式結果は以下のとおりです。

Ape100クラス
1位 #5 麺どこレーツインズ蕎麦組 168周
2位 #3 チームブリヂストン 162周
3位 #6 チームキッズバイク 160周

Ape50クラス
1位 #28 ジャンプライダーズ 149周
2位 #24 ■TeamYSR 143周
3位 #25 なべさんと愉快な仲間 142周

Duke125クラス
1位 #43 RTザ青梅 163周
2位 #44 Vespagpオールスターズ 162周
3位 #41 チームいずのすけ 153周

人生初レース100クラス
1位 #12 MOTO TRUEオヤジーズ
2位 #7 MOTONAVI ☆朝ツー部
3位 #15 teamメット神

人生初レース50クラス
1位 #25 なべさんと愉快な仲間
2位 #27 846軍団初心者部!
3位 #23 KSTと愉快な仲間たち


《レポート》
都心からほど近く、首都高速5号線から大宮バイパスが圏央道へ抜けるバイパスが開通したことにより都心からのアクセスがぐぐっと近くなった桶川スポーツランドにてレン耐5時間耐久を開催した。前日の荒天からは考えられないほどの穏やかな天候となった桶川レン耐は気温が何と夏日の30度を越え、路面温度が40度を超えた。今回は参加者の中でも人生初レースの方が多く参加してくれて、中にはちょっと前にバイクの免許を習得して、初めて教習所以外の初めてバイクに乗るという参加者も。そのため、朝のレース説明ブリーフィングでは、いつもより丁寧に未経験者にもわかりやすくサーキットの走り方を説明して、経験者の方は初心者の方の見本になるような走りをしてもらい、コースで共存が出来る様に、かなりほんわかしたレン耐となった。

午前10時45分にル・マン式でスタートし、全車スムーズに1コーナーをクリアしていく。拓磨Pがブリーフィングで説明していたように、ガソリンの量が非常に厳しいということを説明していたおかげか?!殺気立った混乱は見受けられない。そんな中、まず飛び出して行くのは、#1「マリケツ」、2番手には2月の筑波レン耐覇者の「カザアナレーシング」、今季負けなしの「チームYSR」と続く。
さて、レン耐にはレース中にお題がでてそれをクリアしていかなければ、ピットイン出来ないというルールとなっている。まず、一回目のお題はKTMDUKE125でコースを2周というお題。各チームいままでドラムブレーキのApeを乗っていたのに、急にブリヂストンのラジアルタイヤS20evoのハイグリップタイヤに、Babyfaceのバックステップが付いて、良くブレーキが効くディスクブレーキに乗り換えるという、はちゃめちゃなお題。1回のお題が2分くらいかかり、長い列を作ってしまう。
1時間を経過した時点では、1位#1、2位#5、3位#9「あひるレーシングクラブ」、#12、#15「☆ガリ」と同一周回の接戦となり、誰が勝つか全く予想がつかない。
レースも折り返しの2時間30分時点では#1と#5が3位との差を広げていく形となる。
太陽が西に傾き始める頃、トップ争いをしていた#1が転倒を期してしまう。これにより、強制的にピットイン、戦線離脱してしまう。それにより単独トップに立ったのは#5。2位には#12、3位には#8「どこどこツインズ」が上がってきた。残りも30分を経過すると各チームとも、ガス欠症状が出始めて、通常のレースにはない緊張感が会場を走る。
そして、ついにガス欠第1号になってしまったのが、トップ争いをしていて転倒してしまった#1「マリケツ」ガス補給をするも残り時間24分あるため、減算24周を受けてしまったが、最後のチェッカーフラッグを目指して、アクセル全開で少しでも上位を目指す。
そして、残り10分を切ると次々とガス欠の車両がコースのあちらこちらでストップしている。
最後のガソリンを一滴も無駄に出来ない状態で、チェッカーフラッグを待つ。

そして、ついに長かった5時間耐久が終了。
見事優勝を飾ったのは2位と4周差をつけて#5「カザアナレーシング」が2月の筑波戦以来の2勝目を飾った。

正式結果は以下のとおりです。

Ape100クラス
1位 #5 カザアナレーシング 270周
2位 #8 どこどこツインズ 266周
3位 #12 ■TeamYSR 265周

特別賞 #5「カザアナレーシング」と#7「wipe outers」の応援に駆けつけた
「方居 梓(かたいぎあずさ)」さんに贈られた。なんと彼女は2週間後に出産予定日を迎えていましたが、わざわざミニバ
イクコースへ応援に来てくれたことに拓磨Pが感銘し、贈られました。
「お母さんのお腹の中にいる時からサーキットの音や振動、匂いを感じることを胎教してもらって生まれながらにして、未来のmotogpライダーになってほしい!」とコメントした。


3年ぶりに山形県東田川郡庄内町にあるカートソレイユ最上川での開催となった。
参加者も観客も終始笑い声が絶えず、レン耐史上3度目となる全員無転倒記録を樹立し、おおらかで人が好きな県民性を持つの笑顔に包まれアットホームな1日となった。早朝から天気が晴れて、気持ちの良い天候に恵まれたサーキット。最上川の河川敷に位置するため、月山からのお吹き下ろしの風が、サーキットを走るライダー達を翻弄されせる。ホームストレートはミニバイクコースとしては、異例の400m弱となっているため、エイプの最高速度は時に100km/hを超えることも。ストップアンドゴーのレイアウトがライダー達に細かいテクニックを要求される。
そして、なんと今回は初めてレースに参加される方が半数にのぼった。
午後1時にスタート。#「1SUZUKIMOTORS
RT」がレースを引っ張る。しかし、その後#6「ソレイユOFCxTeam庄内」矢崎選手が、すんなりとトップに躍り出る。そのまま後続を引き離しにかかったが、
2回目のピットで前を走る車両がレン耐名物「ピットのお題」に引っかかり、ロスタイムとなってしまう。3位までポジションダウン。
そして、残り1時間を切ったところで今度はトップを快走する#1が痛恨のガス欠でストップ。そして、2位を走る#4「B-base
レーシング」もその次の周にガス欠でコース上にストップ。幸いにも予備コックにしてまた走り出すことが出来たが、残り1時間を予備タンクで走り切るのは正直辛いところだ。相次いでガス欠で脱落する中、#6が確実な走りを見せガス欠寸前でトップでチェッカーを受けた。
特別賞は、今回紅一点の女性ライダーである鈴木さんに送られた。

正式結果は以下のとおりです。

Ape100クラス
1位 #6 ソレイユOFCxTeam庄内 147周
2位 #3 ファーマー阿部と愉快な仲間達♪ 145周
3位 #5 ソレイユOFCxTeam庄内 144周

特別賞 #8 ロッソカーズ 鈴木さん


レン耐唯一、ロードコース開催の日本海間瀬サーキットでのレン耐は台風並の前線を伴った低気圧が通過した為、日本各地で強い風が吹き荒れ、同じくして日本海間瀬サーキットにも強風が吹き大荒れとなった。
最大風速35m!まるで台風の中にいるような気持ちにさせられるような気候だった。時折風が止んだかと思うと、急に突風が吹きこんでテントを重しで吊るしていてもいつ飛んでもおかしくなかった。
レー ス当日の朝は、風が強く雨が降っており、レースとしては最悪なコンディション。しかし、南風が吹いているおかげで気温は生暖かく、トレーナーを着ていると
汗ばむくらいの陽気。しかし、風は一向に止む気配を見せないなか、10:50全車が一斉にスタートしてキレイに1コーナーへ吸い込まれていく。
間 瀬サーキットは全長2kmある高速コース。エイプ100ccでは物足りなさがあるが、裏ストレートでは時速100kmを越える。そして、スタート直後は路
面が乾き始めていたが、ところどころ濡れている箇所があり、シケイン後の右コーナーのソックスでは路面のウエットパッチに乗って転倒する車両が出てくる。

スタートからCBRクラスの#104「チームミノルクリス&JUAS」が飛び出し、濡れている路面を果敢に攻めていく。それを現在4連勝中の#102「teamYSR」が追う展開に。
100クラスは#10「チームミノルクリス ブラジル」のスタートライダーが他を圧倒する走りでトップを快走する。
気 温もグングン上がり、路面温度が上がっていく中、風も次第に強くなりテントも飛ばされるしまいそうなので、テントも撤収と言う事態に。そしてレースから1
時間が経過した段階の11:55に、コース脇にとめているクラッシュパッドが飛んでしまうくらいの強風の為、セーフティー介入しレースが一時サスペンドに
なり、コースに安全が確認されたところで、再スタート。
100クラス#2「hide」がトップに立つ。2位には#11「チームミノルクリス フィンランド」、#8「チームミノルクリス
アメリカ」、#10が2周差と大接近となる。
そして、13:20には激しいトップ争いをしていた#102「326RTHGBN−PR」が痛恨のガス欠。コース上でストップ。マシン回収ため再度SCが出動。そして再びレースがスタート。#102は残り20分のガソリン補給のため、-20周となり戦線離脱する。
残 り15分を切ったところで100トップは#2。1周差で#5「コバヤシファクトリー」。3位に#9「チームミノルクリス
イギリス」となった。のこり5分のところで、またもや大粒の雨が今度は北風に乗って猛烈な雨が降り出してきたが、あっと言う間に雨が過ぎ去り、参加者達は
いろいろな苦行を乗り超え、全車無事にチェッカーを受けることになった。
CBRクラス優勝は#101「TeamYSR」が見事無傷の5連勝。Apeクラスは途中マシントラブルを抱えていた#12「チームミノルクリスドイツ」がピットストップ加算周回数で逆転し、レン耐初優勝を飾った。

正式結果は以下のとおりです。

CBR250クラス
1位 #101 TeamYSR
2位 #103 326RTHGBNーPRO2
3位 #102 326RTHGBN?PRO

Ape100クラス
1位 #12 チームミノルクリスドイツ
2位 #2 hide
3位 #5 コバヤシファクトリー


《レースレポート》
朝から風が強く吹く桶川スポーツランドでのレン耐がおこなわれた。桶川は荒川の河川敷に位置していて、遮るものはない為北風をもろに受けることとなった。
午後からのレン耐となり、13:30にレン耐がスタート。スタートと同時に#1「いずのすけ」が飛び出す。それに#10「TeamYSR」が続いていく。ガソリンの使用量が決まっているが、TeamYSRがトップを快走。2位に続くのはモトナビアサツー部。3位には横浜迷子会となる。

そしてレン耐の目玉である途中のお題はなんと「CBR250Rで2周」と言うお題。今までレン耐のエイプしか乗った事ない事がライダーたちは、絶対に転ばない様に身体に力を入れながらの走行となった。ライダー達はそれに戸惑っているのか、嬉しいのかというところ。

その間に、トップを快走する#10teamYSRが3コーナーで痛恨の転倒を期する!その後ピットインをしてから、コースへ復帰するも3位へ後退する。
しかし、残り1時間を切った時点で、1位と2位との差がなくなり一進一退の攻防が続く。

そして、残り5分でトップを走る#1「いずのすけ」が3コーナーでガス欠!ストップしてしまう。ピットがざわつく。そしてそれから残り3分のところで、今度はトップを走行していた#10「TeamYSR」もガス欠となりストップする。しかし「teamYSR」は再びエンジンがかかり、レースに復帰し後続のガス欠にも助けられそのままチェッカー。無傷の4連勝となった。

特別賞には67才タートルライダーズの渡辺さんに送られた。

正式結果は以下のとおりです。

100クラス
1位 #10 TeamYSR 167周
2位 #7 どこどこツインズ 162周
3位 #1 チームいずのすけ 158周

特別賞 #3 タートルライダーズ 渡辺さん



《レースレポート》
今年初開催となる中京地区の明智レン耐。春の気持ちがいい気候に恵まれ、風もなく最高のレースコンディションとなった。ここの明智ヒルトップサーキットは今年で25周年を迎え、サーキットの施設が一新し、電子レンジや、ポットが無料で使える休憩ルームや、女性ライダー達に嬉しいパウダールームを完備している。週末の練習走行でサーキットにやってくるライダー達には「とん汁」をサービスしたり、ライダー達やお連れの女性や子供たちにも優しい作りとなっている。そのおかげで新規のライダー達も増えて、多くのミニバイクライダー達で盛りがっているサーキット。
今回は午前中に初心者講習会を設けて、初めてレースに出られるかた、明智を走ったことが無い方を対象にしたスクールを開催。青木拓磨が講義をして、先導走行でコースを実際に走って本番のレン耐に備えるために先導走行での練習会もおこなった。
午前11時に日章旗でレースがスタート。全19台のエイプが4時間後のゴールを目指して走っていく。今回もガソリンの量が厳しいということをプロデューサーの青木拓磨から朝のブリーフィングで言っていた事を守っているのか否か、分からないがレース開始は転倒もなく、おとなしい?!出だしとなった。そんな中、#3「ヴィーナスイタリア」が後続を大きく引離す戦法を取る。それに続いて、#8「ケイサービス」#9「RT悠平会100RR」がピタリと続いていく。50クラスは2代での争いがスタート直後から始まっていた。#22「NHKレーシング」#23「お水レーシング」が超接近戦を繰り広げる。
今回はレン耐ではおなじみになった「福山理子」さんがレン耐ギャルとして登場。レン耐のお題で盛り上げてくれた。彼女自身、根っからバイクが大好きだが、女プロレスもやっていることもあり、今回のお題では、「レースクイーンからケツキック」というお題も登場。何故か、それを引き当てたチームは喜び、キックをされているのに感謝をされると言う、良く分からない状況が生まれて、ピットエリアでは爆笑の渦に包み込まれていた。
さて、レースも終盤にさしかかり、100クラスは相変わらず接戦が繰り広げられている。#3と#8にトップ争いが絞られ、お題のクリア時間で#8は徐々に離される。
そして残り15分を切ったところで、3番手を走行していた#9がガス欠となり戦線を離脱。
トップを走る#3も完全にガスを持たせるクルーズ走行に切り替えて、そのままチェッカーフラッグをくぐる。
接戦の50クラスは#23が接近戦を征し、優勝を飾った。
そして最後の最後にガス欠となった#7「ガチャピン創世記」は2コーナーから手押しをしてきて、最後はチーム員全員で手押しして4時間のチェッカーフラッグを受けた。
特別賞も#7に贈られた。

正式結果は以下のとおりです。

エイプ100クラス
優勝 #3 ヴィーナスイタリア 245周
2位 #8 ケイサービス 240周
3位 #12 農道RT2 39周

エイプ50クラス
優勝 #23 お水レーシング 231周
2位 #22 NHKレーシング 230周
3位 #21 SST48 223周

人生初
#5 TeamZZY
#26 team K/U/D/N
#24 ショーヘイズ

特別賞
#7 ガチャピン創世記


《レースレポート》
3月となり気温が高くなってきた週末だったが、天気予報は午後から雨模様の予報。しかしレース当日は太陽が照りつけ汗ばむくらいの陽気となって、レース日和な天候となった。
今回は午後開催のレン耐となり、午前中はtakuma-gpCUPの開幕戦がおこなわれた。74daijiroを駆るキッズライダー達が優勝を目指して、レン耐参加者達も舌を巻くほどの大人顔負けのバトルを展開が繰り広げられ会場を盛り上げた。
 午後2時前にル・マン式スタートでレン耐4時間耐久がスタート。今回もガソリンの使用量が決まっているため、最初から最後まで全開で走ってしまうとガソリンが間に合わない。そのため、殆どのチームは燃費走行に徹している中、#10「TeamYSR」と#3「チームキッズバイク」が他を圧倒するタイムを連発してグングン後続との差を広げていく。
しかし、1回目のピットでライダー交代をしてすぐトップを走行する#10がヘヤピン進入で転倒。転倒ペナルティでピットへ戻りチェックを受けてコースに復帰していく。その間に#3がトップに躍り出る。
今回のお題は「魚釣りで5匹釣る」というお題が連発。午後から風が強くなってきて、なかなか釣り糸が風に吹かれてしまい、うまく魚を釣ることが出来なく、ピットストップ時間が自然と多くなってしまう。
午後5時を過ぎてから太陽が西へ傾いてくると、気温が一気に下がり始めてきて、路面温度もかなり下がってきた。そんな中唯一の右コーナーの4コーナーではタイヤが冷えていることもあり、スリップダウンをするチームが増える。
そして、終盤になってきて各チームガソリンが厳しくなりあちこちでストップしていく車両が見受けられる。
そんな中、序盤に大量リードを築いた#10が危なげない走りで優勝を飾った。
惜しくも2位となったのは#3。3位には#2「RTザ青梅」が入った。
特別賞には#9「どこどこツインズ」小渕さんに贈られた。受賞理由は、レースの序盤に転倒して病院に検査に行ったが、表彰式前にまたサーキットへ戻ってきてくれたことでした。


正式結果は以下のとおりです。


エイプ100クラス
優勝 #10 Team YSR 353周
2位 #3 チームキッズバイク 351周
3位 #2 RTザ青梅 333周


《レースレポート》
最高気温が25度となり、夏日を思わせる気候となった筑波レン耐。今回はバレンタインズデーということもあり、レン耐としてもバイクを通じてカップルが誕生すればいいなぁという甘い期待をしていた。今回のクラスには50クラスに男子4名、女子2名の合コンクラスを作り、表彰式前に運命の告白タイムを特別に設け、通常のレースでは絶対にない、レン耐ならではのイベントをおこなった。
予選レースは10:45オンタイムでスタート。朝早くは曇っていてそれほど温度が上がらず前日から濡れていた路面が徐々に乾き始めていた。
しかし、スタート後に気温がぐんぐん上昇し、あっと言う間に路面温度が20度となり、コースのライン上はすでに乾く状態へ。

予選レースでは、#42「RTザ青梅」が飛び出していく。100クラスは#10「チームモトカドワキA」と#8「チームike2」との接戦になる。
50クラスは#24が後続を引離す。流石に予選レースから決勝レース終了まで使用するガソリンの量が決まっているため、常連チームはガソリンセーブをして、上位をキープをしている。
ところが、開始から45分経った頃に転倒が相次ぎ、赤旗中断となりそのまま予選1時間レースは終了した。
そして予選結果順で決勝グリッドが決定した。

午後になり、太陽を隠す雲がいなくなり、それに伴い気温もグングンと上昇して行く。
スタート前にはすでに気温22度、路面温度25度となり、午後2時過ぎには最高気温が25度まで上昇した。
そして午後1時に決勝レースがスタート
序盤は#42「RTザ青梅」がリードして、レースを引っ張って行く。100クラスは#15「カザアナレーシング」、#12「どこどこツインズ」、#4「マリケツレーシング」が接戦を繰り広げている。
そして今回はバレンタイということもあり、お題は「仲良く二人でポッキーをシェア」男子チームは男同士、カップルのチームは男女で軽くキスをすると行った素敵なお代が出された。
チーム員との中がより深まる事、間違い無しなお題をクリアして行く。キスをするたびに歓喜と寒気 or
悲鳴が入り交じった最高のお題が出され、チームは全力でクリアしていった。

開始から1時間がすぎるときに、決勝レース最後尾グリッドから怒涛の追い上げを見せた#45「チームブリヂストン」がトップに立った。100クラスは#16「TEAM
HONMA ASIA
」と#12、#4が一進一退の攻防を続けている。そして残り30分で100クラスのチームがガス欠になるチームが続出してくる。
そして、スタートから3時間が過ぎチェッカーフラッグが振られた。
決勝スタートが最後尾からとなった#45「チームブリヂストン」が、そのまま逆転優勝を飾った。100クラスはガス欠が起きる中、見事# 15「
カザアナレーシング」が優勝。50クラスは、#22「TeamYSR」が優勝ハンデを乗り越えて優勝を飾った。

特別賞には、前日に肩の怪我をしたがレン耐に出たいあまり出場を強行した#28VPRの新村選手に贈られた。
またレース当日はバレンタインということもあり、合コンクラスにて出場した方たちが表彰式前に行われた運命の告白タイムにて、見事カップルが誕生するハプニング?!も起きて会場をどよめかし、無事にVAレン耐’sレースが終了した。


正式結果は以下のとおりです。

Duke125クラス
優勝 #45 チームブリヂストン 211周
2位 #42 RTザ青梅 207周
3位 #43 京葉友の会 206周

エイプ100クラス
優勝 #15 カザアナレーシング 201周
2位 #12 どこどこツインズ 201周
3位 #TEAM HONMA ASIA 197周

エイプ50クラス
優勝 #22 Team YSR 196周
2位 #24        181周
3位 #30 合コンチーム1 180周


人生初クラス
優勝 #2 チームキッズバイク 188周
2位 #30 合コンチーム1 180周
3位 #10 チームモトカドワキB 175周


《レースレポート》
朝から日差しが暖かく3月の陽気となった成人の日。レン耐では初開催となる袖ヶ浦フォレストレースウェイ。実は袖ヶ浦フォレストレースウェイではミニバイクのレースをやったことがなく、事実上サーキット初のミニバイクレースとなった。今回はコース幅が広いロードコースということあり、CBR250Rクラス、Duke125クラスそしてApe100の混走となった。各選手、幅の広いロードコースを走った経験がないので、なかなペースを掴むことが出来ない。袖ヶ浦ならではの「走行禁止区間」という特別ルールにブリーフィングで聞いた参加者は不満を漏らす。しかし、そんな不満は何処へやら、いざ走行が始まってしまったらミニバイクとは言え、意外とスピードが出る。エイプでも下り区間では最高速は90㎞/h近くになるので、フルスロットルで走れるロードコースは非常に気持が良い。そんな気持ちいいロードコースでのレン耐ではついついアクセルも開け気味になってしまうのも分かるのだが、それが仇となり、レース終盤になるとガソリンが無くなり悲劇を起こることは誰も考えたくなかったが・・・結果は如何に。

午前中は初心者講習をおこない初めてレン耐に参加される方、初めて袖ヶ浦を走る方に向けてバイクの扱い方、走行講習をおこない初心者での方でも安心してレースに臨める様にした。
そして、いよいよ午後1時にレースがスタート。全車がキレイにスタートしていき、1コーナーをクリアしていく。まずは250クラスが#101「麺喰いレーシング蕎麦組」がホールショットを決めレースを引っ張っていく。125クラスは#31「ピアッジオ」が他を圧倒するタイムで走行する。やはり持込車両は己のバイクを乗っている利があり、2位との差を広げていく。100クラスは#10「チーム1965」2位には#5「TeamYSR」、#15「チームかわぴょん」#3「深く青く忍ぶ会」が続く。
今回は新春ということもあり、レン耐名物としてのお題は「羽子板5回連続」、レン耐川柳」等のお題が出て、各チームとも正月らしいお題にもチーム全員でお題をこなし、笑いながらピットアウトをしていくのが印象的だった。
そして、3時間耐久もあっと言う間に2時間半が経つと、いよいよガス欠症状を訴えるチームが続出。アクセル開度を抑えてペースを落として、残り時間とガソリン量との戦いが始まっていた。そして、徐々にガス欠となったチームが減算周回を受けつつもガス補給をしていく。気持よくトップを快走していた100クラス#10も残り20分でガス欠になり、減算周回を受けてしまい、順位を大幅に落とす。
そして、ラスト5分になった時点で250クラス総合でも一瞬トップに立った#106「チームブリヂストン」もラストライダーを務めていた東選手がガス欠でストップ。最後は手押しでゴールラインを通過してゴールした。
見事最後の混乱を征したのは#101「麺喰いレーシング蕎麦組」125クラスは速いアベレージを築いた#31「ピアッジオ」。100クラスは終盤にトップに立ち最後ガス欠で止まってしまった#5「TeamYSR」が昨年のチャンピオンの意地を見せ優勝を飾った。辻本聡選手率いる「チームキッズバイク」は100クラス3位表彰台を獲得し、ブリヂストンの山田宏さん、東正雄選手率いる250クラスでこちらも3位表彰台。レン耐参加者と共にレースを楽しんでいた。



正式結果は以下のとおりです。
CBR250クラス
優勝 #101 麺喰いレーシング蕎麦組 100周
2位 #104 マリケツレーシング 93周
3位 #106 チームブリヂストン 92周

KTM125クラス
優勝 #31 ピアッジオ 100周
2位 #46 KTM RACING 97周
3位 #32 ピアッジオ2 95周

エイプ100クラス
優勝 #5 Team YSR 88周
2位 #15 チームかわぴょん 87周
3位 #12 チームキッズバイク 86周


人生初クラス
優勝 #13 TEAM HONMA ASIA 86周
2位 #8 チームモトカドワキ女子部A 78周



特別賞 #8,9 チームモトカドワキ女子部
※受賞理由:チーム員全員が女子で参加。レン耐を華やかにしてくれました。

青木拓磨Pコメント:「レースに女の子が来てくれることは非常に嬉しいことですね。今年もたくさんの女の人がレン耐に参加してもらって、女の子でもレースが出来ちゃうということを伝えて欲しいです。」